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静岡県 公立高校のいじめが4年ぶり増加

読売新聞によると、2010年度に静岡県内の公立高校で認知されたいじめの件数が145件だったことがわかったそうです。

県内の公立高校のいじめ認知件数は2006年度の151件から年々減少し、2009年度は111件まで減少していたそうですが、2010年度には4年ぶりに増加となりました。
増加となった理由について県教委学校教育課は、いじめの早期発見を目的とした教諭による面接やアンケート調査の結果が表れてきたのではないかとしています。

内訳で最も多かったのが「ひやかし・からかい」90件(前年度比20件増)、次いで、「仲間はずれ」29件(同7件増)、「軽くぶたれるなど」26件(同2件減)だったとのこと。「パソコン、携帯電話による誹謗中傷」26件で前年度と変わりませんでした。
また、認知されたいじめのうち「年度内に問題が解消した」とされるのは104件、残り41件が継続事案となっており、問題によっては転校という形で解決するケースもあるそうです。

いじめ問題がなかなか無くならないため、県内では一部の学校にスクールカウンセラーを派遣する事業が2001年度から行われており、現在では10校にスクールカウンセラーが1人ずつ常駐し、活動しています。
この10校は拠点校で、近隣の学校が派遣依頼を出せば、カウンセラーがその学校に出張することも可能とのこと。カウンセラーが設置された学校では生徒の心のケアなどさまざまな面で効果が出ているので、全ての公立高校にカウンセラーを設置できればと県教委はコメントしているそうです。


カテゴリー: 静岡県

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